こうさか日記

令和4年の米作り

今年もお米を作りました。
お米を作るにはいろいろな作業が必要です。

3月の終わり頃から水門や用水路の整備をして田圃に順調に水が流れるようにします。
4月10日 田圃に水を入れ始め満水に。
それを待っていたかの様にヤマアカガエルを筆頭に色々な水辺の生き物が田に集まります。
4月13日 荒がき田の固まった土を砕き整えます。
4月29日 代かき更に土を滑らかにし水漏れを防ぎ、土の表面を均一にし、苗が活着しやすい様にします。
5月 3日 田植え苗の先が少し出る位水を入れて、寒さで枯れないよう冷害予防をします。
5月25日 早期中干し、有機物のガスを抜くため田の水を無くします。分けつを促します。
6月初旬~間断灌水
7月初  中干し、田の水を抜き1㎝程の亀裂が田面に出来る様にします。田に根が張り倒れない稲を作る為です。
中干しが終わったら間断灌水 出穂が近づくと湛水
7月20日 出穂、田に水を張り念実を良くします。
8月初旬~間断潅水
8月25日 落水
9月 5日 稲刈り

新米は天候不順もあり豊作とは言えませんでした。
豊作の年は480㎏、8俵近く収穫出来ますが、今年は340㎏、5俵2斗10㎏でした。

日本人の米の一人当たりの消費量は昭和37年118㎏でしたが、令和2年は50.8㎏に半減しています。

ロシア、ウクライナ問題で食料をはじめ沢山の物を世界に頼っている事がわかります。
国連の推移によると、今、77億人の世界人口は2050年に97億人になるそうです。
日本の食料自給率はカロリーベースで38%のようです。
今までの様に安定して食料を輸入できるとは限りません。
私の先祖が残してくれた土地で、もう少しの間、農業を頑張りたいと思います。
農力アップです。

 

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